初写真集完売状態!「モグラ女子」泉里香 隠し続けた大きな胸が武器に

[ 2017年4月30日 10:30 ]

透き通るような笑顔が印象的な泉里香
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 「売ってない」「買えなかった」。11日に発売されたモデル泉里香(28)の初写真集「Rika!」(SDP)が書店で“完売”状態だ。モデル、グラビアの両方で活躍する「モグラ女子」として人気爆発中。大きな胸を隠しに隠して生きてきたが、やっと日の当たる場所に飛び出してきた。

 1軒目は「完売!」、2軒目は「入荷待ち」だった。立ち寄った都内の大型書店の写真集売り場にあった張り紙。「Rika!」は品切れ続出で、発売3週間たたずで3度の重版。24日付のオリコン週間写真集ランキングでは、堂々の首位を獲得した。

 「オリコン1位って響きがいいですね。歌手になった気分」。パァッと笑顔になった泉は、控えめにルンルンと手を叩いて喜んだ。モデルとして雑誌で着た服が売れ、グラビアで服を脱げば写真集が売れる。03年に実写版「美少女戦士セーラームーン」でセーラーマーキュリーを演じた少女は今、主役にも脇役にもなれる“完売美女”だ。

 写真集で男性を悩殺したのは、推定Fカップの大きな胸。元々はコンプレックスでしかなかった。学生時代から「普通がいい」と胸が目立たない服を着続け、モデルの現場で「胸は見せないもの」と確固たる意識を持つようになった。「胸は“隠せ!つぶせ!”でした。胸が大きいだけで太って見えるし、“エロい体”はNG。水着の仕事は私に絶対来なかった」。

 転機はスタイルブック「RIKA」を出版した昨年4月頃。下着姿を解禁し“エロふわボディー”と称賛された。30代女性をターゲットとする雑誌に出るようになり、「スタイリストさんに“いいじゃん、胸出しなよ”と褒めてもらえた。出していいんだ〜と思って、性格も明るくなりました」。大きな胸がプラスに変わっていった。

 泉に魅了された一人が明石家さんま(61)。昨年8月にテレビ番組のロケでサマーニットを着た泉の胸をチラチラ。「見せる君の胸が悪い」と開き直らせるほど。威力抜群の武器だった。

 とはいえ「普段はやっぱり隠します。何だかんだで恥ずかしい」。体で好きなパーツは、腹筋で鍛えた約55センチの細いウエスト。腰回りにモデルとしてのプライドがのぞく。

 昨年11月に男性漫画誌「週刊ヤングジャンプ」で水着グラビアにデビュー。「ヤンジャンだからやりたいと思った。好奇心旺盛なんです」。瞬く間に男性にも知られる存在となり、“最強モグラ女子”は羽ばたいた。

 そんなモグラさんの素顔は「ネコ」だ。「気分屋さんです。出たい時しか外出しないし、マイペースに生きてる」という1人好き。特に待ち合わせが苦手。「だから、私が合流するか、相手に合流してもらうか。友達に会う時も“家を出たら連絡して”というスタンスです」。何でもサバサバと話す姿からは、ふんわり甘く可れんな外見と対照的な男っぽさを感じる。

 生まれは京都。バラエティー番組に出ると関西の血が騒ぐ。お笑いタレントのように「収録で面白いことが言えないんですよ」となぜか悔しがる。「面白さは求められてないのでは?」と言っても、「緊張してしゃべれない。借りてきた猫みたいにフニャンとしちゃう」。口を開けば「ぶっちゃけキャラ」。その自分を出し切れていないのが悩みだ。

 28歳で迎えた大ブレークの時。「最近、奇麗になったねって言われるんです」。女性が奇麗になる時。それは恋をした時だ。もしかして。

 「好きな人…好きな人…。う〜ん、いないかな。仕事が私を奇麗にしてくれると思うんです。見られる機会が増えたので、もっと自分を磨きたい。恋じゃなくても、奇麗にしてくれるものはある。下積みが長いので、今は仕事を大切にしたい」。優等生すぎる回答が、充実ぶりを表している。

 ◆泉 里香(いずみ・りか)1988年(昭63)10月11日、京都府生まれの28歳。明大文学部卒。中2でスカウトされ、ティーン誌のモデルで活躍。08年から15年まで女性誌「Ray」の専属モデルを務めた。現在は「美人百花」など7誌のレギュラーモデル。趣味はF1観戦、料理など。1メートル66。血液型A。

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