村主章枝 五輪落選で激変…リンク使用料など2000万円が自己負担に

[ 2017年2月25日 09:46 ]

元フィギュアスケート選手で振付師の村主章枝
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 元フィギュアスケート選手で振付師の村主章枝(36)が25日、TBS系「サタデープラス」(土曜前8・00)にVTR出演。華やかなフィギュアスケート界に隠された厳しい実情を語った。

 6歳でフィギュアスケートを始めた村主は、21歳の時に出場した2002年のソルトレークシティ五輪で5位入賞。だが、メダルが期待された06年のトリノ五輪はあと一歩のところでメダルを逃し、10年のバンクーバー五輪は安藤美姫、浅田真央ら若手の壁に阻まれ出場することができなかった。

 バンクーバー五輪に落選したことで環境が一変。「活動資金が大変でしたね。成績が出なくなったので、スポンサー契約が打ち切りになったり…」と語り、リンクの使用料など年間約2000万円を自己負担しなければならなくなったことを明かした。

 番組レギュラーの小島瑠璃子(23)から「フィギュアスケートだけでご飯を食べている人ってどのくらいいるんでしょうか?」と尋ねられると、「全日本のトップ3人くらいじゃないですか。活動資金を捻出するのが大変」と一見華やかに見える世界の裏側を告白。自身は会社員として働きながらフィギュア選手としては異例の33歳まで現役生活を続けたが、「スケートが好きだったんだと思います。スケートを愛していたことが強かった」と現役にこだわることができた理由を語っていた。

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