NHK放送総局長 賛否両論巻き起こった紅白にコメント「若々しかった」

[ 2017年1月18日 15:53 ]

昨年の紅白歌合戦で審査員の草刈正雄から優勝旗を受け取る有村架純
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 NHKの木田幸紀放送総局長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、大みそかに放送された「第67回NHK紅白歌合戦」について「若々しい紅白だった」とコメントした。

 昨年の紅白歌合戦は、視聴率については前年を上回る40・2%を記録したものの、スペシャルゲストのタモリ(71)とマツコ・デラックス(44)が最後まで客席に入ることがない寸劇など、バラエティー要素が強まった演出に賛否両論が巻き起こった。「前半後半ともに前年より上回る結果だったということは視聴者の期待に応えられたと思っています」と結果には満足しているといい、「私個人としては(総合的な意味で)若々しい紅白だったなというのを強く感じた。」とコメント。さまざまな意見が出ていることについても「演出面、内容面、さまざまなご意見をいただいているので、今年以降の紅白に生かししていただきたい」と話した。

 勝敗についても、白組が視聴者審査と会場審査のいずれも圧勝しながら、ゲスト審査員、ふるさと審査員の投票で最終的に紅組が逆転。司会の有村架純(23)も「えっ?えっ?」と戸惑う結果となったことにも、物議を醸した。「現場では当然、意見を受けて、改善策を考えていると思う」と改善点として捉えていることを認めた。

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2017年1月18日のニュース