阿部寛&天海祐希 20数年ぶり共演に「幸せ」、試写会で温かムード

[ 2017年1月18日 19:54 ]

映画「恋妻家宮本」夫婦&カップル限定試写会に登壇した天海祐希と阿部寛
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 俳優の阿部寛(52)と、女優の天海祐希(49)が18日、都内で行われた映画「恋妻家宮本」(監督遊川和彦、28日公開)の夫婦&カップル限定試写会に、工藤阿須加(25)、早見あかり(21)、遊川監督(61)とともに登壇した。

 同作は、息子が独立して25年ぶりに夫婦2人きりで生活することになった中学校教師の宮本陽平(阿部)が、ある日、妻(天海)が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうものの、妻に問いただす勇気もなく、人生について悩み葛藤しながらも教え子や教師仲間と関わる中で家族の在り方について再認識して妻と新たな一歩を踏み出していくというストーリー。

 20数年ぶりに天海と共演したという阿部は「ずっと天海さんと共演したいと思っていたので、遊川さんの元でついにかないました」と感慨深げに語り、「天海さんのことは応援していたので、今回こうやって共演できて幸せです。そして作品ですごく優しい夫婦をやれたと思っています」と自信をのぞかせた。

 一方の天海も「阿部さんはずっと背中を見て、追いかけていける素敵な先輩です。20数年たって、こうやって夫婦としてお仕事ができて、何て幸せなんだろうと思いながら、楽しく過ごしてまいりました」と嬉しそうに語った。

 また、会場に集まった夫婦137組、カップル77組の総勢428人を見渡し、天海は「お父さんが奥さんに連れてこられたんですね」と会場の雰囲気を感じ、「でも、ご主人の立場が悪くなるような映画ではございませんのでご安心ください」とアピールして男性の観客を安心させた。

 イベントではそんな夫婦&カップルを対象に、トータライザーを使った実態調査も行われ、阿部は「愛しているとここ2〜3年以内に言った人」と質問し、“114人”という結果が出ると、阿部は思わず「恥ずかしい…」と吐露して会場を沸かせ、天海から「負けじと阿部さんも」と背中を押された阿部は「素晴らしいですね、今日の皆さまは」と感嘆。会場は温かい空気に包まれた。

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