小林幸子「地震知らない子に伝えたい」 幸子田で初の脱穀作業

[ 2016年10月14日 05:30 ]

長岡市山古志地域の「幸子田」で収穫した稲の脱穀作業を、山古志小学校の児童と一緒に行った小林幸子
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 演歌歌手の小林幸子(62)が13日、新潟県長岡市山古志地域(旧山古志村)の「幸子田」で収穫された稲の脱穀作業を行った。

 脱穀を行うのは初めて。一緒に米作りをしている山古志小学校の児童とともに、9月30日に収穫された稲をコンバインに流し込むと、次々にもみが出てきた。210キロのもみが出来上がり、「みるみるお米になっていくのがうれしかった」と笑顔を見せた。今年の米は熊本地震の被災地に届ける予定で「熊本出身のコロッケちゃんと相談してます」と話した。

 04年の新潟県中越地震の支援の返礼に、旧山古志村から贈られた幸子田。米作りを始めて10周年を記念した石碑の除幕式も行われた。「地震を知らない子に絆を忘れないでと伝えたい。これからも継続していく」と力強く話した。

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2016年10月14日のニュース