鶴瓶 大竹しのぶとのラブシーンに思惑外れ不満「前張りまでしたのに…」

[ 2016年8月1日 19:55 ]

映画「後妻業の女」の完成披露試写会で舞台あいさつを行った(左から)笑福亭鶴瓶、尾野真千子、大竹しのぶ、豊川悦司

 女優の大竹しのぶ(59)が1日、主演映画「後妻業の女」(監督鶴橋康夫、27日公開)の、都内で行われた完成披露試写会で共演の豊川悦司(54)、笑福亭鶴瓶(64)らとともに舞台あいさつに立った。

 大竹はタイトル通り、高齢の資産家男性をとりこにして遺産を奪おうとする女性を演じたが、「悪いことをしていても、絶対に幸せになる信念を持ってやりました」と力説。だが、「この役はピッタリとよく言われるけれど、うれしくもなんともない」とこぼし、会場の笑いを誘った。

 その大竹を本気にさせる不動産王という役どころで、ベッドシーンもあった鶴瓶は、「監督が熱弁されていて、台本には舌が絡み合うとか書いてあったんですよ」と楽しみだった様子。だが、実際の撮影では「近づくこともできなかった。監督が本番になるとダメ、ダメ言うて止めるんですよ。きっと(大竹が)好きなんでしょう。全然違う。ひどいですよ。ひょうたんみたいな前張りまでしたのに」とこちらも不満を吐露した。

 また、大竹と尾野真千子(34)は長回し一発勝負の乱闘シーンに挑戦し、大竹は「真千子ちゃんにビンタが入った時にやったと思った」と笑顔。逆に尾野は、「ビンタが入った瞬間に思わずクソババアと言ってしまった。この場を借りて謝ります」と頭を下げていた。

 舞台あいさつには他に津川雅彦(76)、永瀬正敏(50)、水川あさみ(33)、風間俊介(33)が登壇した。

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