ろくでなし子 女性器のデータ提供で有罪 罰金40万円

[ 2016年5月9日 13:47 ]

漫画家ろくでなし子氏

 自分の女性器の立体的なデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布などの罪に問われたペンネーム「ろくでなし子」こと漫画家の五十嵐恵被告(44)に東京地裁(田辺三保子裁判長)は9日、罰金40万円(求刑罰金80万円)の判決を言い渡した。

 データを提供することは有罪となったが、女性器をかたどった作品を展示することは無罪とした。

 弁護側は最終弁論で「創作活動の一環」と主張。一方、検察側は論告で「受け手がわいせつな物を作るかもしれないのに無頓着に配布している。刑事責任は相当重い」と指摘した。被告は最終意見陳述で「性器のイメージを覆す作品を作ってきたが、逮捕され納得できない」と訴えた。

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2016年5月9日のニュース