生ハムと焼うどん 異色の18歳女性デュオは“野望”もシュールだった

[ 2016年5月9日 06:45 ]

史上初!!CDリリース前に東京ドームシティホールで公演することが決まった「生ハムと焼うどん」の西井万理那(左)と東理紗

 フジテレビ「めざましテレビ」で、「2016注目アイドルTOP5」の1位に選ばれた女性デュオ「生ハムと焼うどん」が、10月21日に東京都文京区の東京ドームシティホールでワンマン公演を行うことが決まった。芸能事務所にもレコード会社にも所属していない異色ユニット。自主制作も含め、これまでCDをリリースしたことがないアーティストが、3000人を収容する東京ドームシティホールでのライブを決めたのは史上初めて。

 メンバーは都内の高校で同級生だった西井万理那(18)と東理紗(18)。グループ名はそれぞれの好物からつけた。昨年3月からライブ活動を始めると口コミでファンが増加。

 同10月に都内のライブハウスで行った公演は、チケット300枚が完売。今年3月には約1000人収容の東京・赤坂BLITZにアップグレードしたが、こちらも満杯だった。

 人気の理由はアイドルの常識を覆す型破りなステージだ。シュールな寸劇を展開し、変顔も惜しげもなく披露。ファンをいきなり舞台に引き上げて踊らせるなど、特異なキャラクターで沸かせる。代表曲「たまごかけごはん」など楽曲も一風変わっており、そのすべてをセルフプロデュース。これらに注目が集まり、3月下旬に「めざましテレビ」が調査した、秋葉原女子が選んだ今年注目アイドルで欅坂46を抑えて1位となった。

 8日、スポニチ本紙の取材に応じた2人は「10代のうちに日本武道館を満員にしたい」と、次は約1万人収容の“聖地”をターゲットとして挙げた。生ハム・西井はさらに「20歳のときに横浜アリーナの改修が終わるので、そこで満員の1万7000人を動員するのが野望」とニヤリ。焼うどん・東は「いつかは東京ドームで5万人を集めて、客を全員舞台に上げて、私たちは客席で歌いたい」と話した。

 ◆西井 万理那(にしい・まりな)1997年(平9)8月22日、埼玉県生まれの18歳。現在は大学1年生。生ハム以外の好物は味噌汁。特技は腹話術、 趣味はゲームと自撮り。ファンの間で美脚が評判。血液型B。

 ◆東 理紗(ひがし・りさ)1998年(平10)3月1日、神奈川県生まれの18歳。趣味はエゴサーチ(自分のことをネット検索すること)。特技は舌を折り曲げて三つ葉のクローバーの形にすること。血液型A。

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