竹中直人 初の信長役に驚き「まさか自分がやるとは」渡哲也から影響

[ 2016年4月15日 15:12 ]

NHK・BSプレミアムのドラマ「最後のレストラン」試写会に登場した竹中直人

 俳優の竹中直人(60)が15日、都内でNHK・BSプレミアムの連続ドラマ「最後のレストラン」(26日スタート、火曜後11・15、全8回)の試写会に主演の田辺誠一(47)、女優の小沢真珠(39)らと出席。初の織田信長役に驚きも、俳優の渡哲也(74)の信長像に影響されたことを明かした。

 藤栄道彦氏(44)の人気コミックが原作で、田辺演じる主人公の天才フレンチシェフ・園場凌がレストランの仲間たちとともに現代にタイムスリップした偉人たちの無理難題に挑む歴史グルメドラマ。大河ドラマ「秀吉」などで豊臣秀吉を演じてきた竹中が第1回で初めて織田信長役を演じる。

 織田信長でのオファーに竹中は「まさか自分が信長をやるとは思わなかった。秀吉だろうと思っていたんですが…。大丈夫かなと思った」と本音をポロリ。「僕にとっては21年前に徳川家康(テレビ東京系SPドラマ「豊臣秀吉天下を獲る!」)をやって、その1年後に秀吉をやって(96年大河ドラマ「秀吉」)、この前に『軍師官兵衛』(14年)でも秀吉をやった。まさか信長っていうのは自分の中に存在してなかった。“え?信長?”って聞いた」と続けた。そんな中、初めての信長役を演じ終え、「最初に秀吉を演じた時の信長は渡哲也さんだったので、それがよみがえってきた。いろんな思いが駆け巡った。『人間五十年』を歌えるのはうれしかったですね、自分で感動しました」としみじみ語った。

 竹中演じる信長について、田辺も「竹中さんはいつも楽しいんですけど、今回はすごく刹那とか逆の狂気とかビシビシこっちに伝わってきた。鬼気迫る方が目の前にいて自然にできました」と絶賛。これには竹中も「ホントに?全然わかんなかった」と満面の笑みを浮かべた。

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