宇多田 初披露の新曲に反響 歌い方に変化?「お母さんの声」

[ 2016年4月4日 08:00 ]

音楽活動を再開し「花束を君に」が初披露された宇多田ヒカル

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が4日、5年半ぶりに音楽活動を再開。女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)が同日スタートし、宇多田の復帰作となった主題歌「花束を君に」が初披露された。

 宇多田は放送終了後にツイッターを更新。「『花束を君に』テレビで流れたのか~」とつぶやいた。

 朝らしいさわやかなナンバー。インターネット上には「よかった」「優しい曲」と絶賛の声が相次ぎ「何だか落ち着いた歌い方でした」「しっとりな歌声」「すっかりお母さんの声だなぁ」「少し歌い方が変わったような。歌詞の目線が大人になったような」「歌い方が随分丸くなったなという印象」などの感想が見られた。

 今年収録が行われ、ミックスエンジニアには昨年度グラミー賞4部門、今年度アカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞したサム・スミスを手掛けたことで知られるスティーブン・フィッツモーリスと初のタッグを組んだ作品。15日からiTunes、レコチョク、Moraなど主要配信サイトからダウンロード販売がスタートすることも決まった。

 2010年8月に「人間活動に専念する」と宣言し、無期限活動休止に入った宇多田が主題歌を書き下ろすことは今年1月20日、同局から発表された。宇多田はツイッターで「今、ちょうど曲の真ん中あたりの歌詞残り1行を絞り出そうとしている」と制作過程を明かした。

 制作統括の落合将チーフ・プロデューサーは「復帰宣言すらしていないのにオファーするのは大変勇気がいった。奇跡のようなタイミングで引き受けてくれた」。高畑はカラオケで宇多田の「Prisoner Of Love」を歌うというファン。「恵まれ過ぎて怖い。朝ドラからは遠いところにいる人だと勝手に思っていたので、もの凄く感激した」と喜んだ。

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2016年4月4日のニュース