「四捨五入したら90歳」奈良岡朋子 岡本健一と「二人だけの芝居」

[ 2016年4月4日 05:30 ]

 劇団民芸代表の女優奈良岡朋子(86)とジャニーズ事務所の俳優岡本健一(46)が3日、東京芸術劇場シアターウエストで「二人だけの芝居~クレアとフェリース~」(4日開幕)の公開稽古を行った。1時間半出ずっぱりで、セリフ量も膨大な二人芝居。奈良岡は「四捨五入したら90歳」と笑いながら「舞台歴70年。培ってきたものを全てさらけ出したい」と意気込みを語った。

 舞台は米国の劇作家テネシー・ウィリアムズ作で日本初演。演劇に生きる姉弟の姿を描く。奈良岡と岡本は20年ほど前から交流があり、2011年に朗読劇で共演した。今回は40歳の年齢差で姉弟役を演じるが、奈良岡は「役者に年齢は関係ない。姉弟役も違和感ないみたいですよ」と自信たっぷりだった。

 岡本は「3カ月くらい稽古してきた。奈良岡さんは的確に“駄目”“もう1回”と言ってくれるからありがたい」と感謝。長男でHey!Say!JUMPの岡本圭人(23)も観劇する予定といい、「感想を聞くのが楽しみ」と話した。

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2016年4月4日のニュース