橋爪功 山田監督の思案顔に不満!?「ピンポンダッシュしてやろうかと」

[ 2016年3月20日 14:54 ]

「家族はつらいよ」大ヒット御礼舞台あいさつに登場した吉行和子と橋爪功

 山田洋次監督(84)の「家族はつらいよ」に主演の橋爪功(74)と吉行和子(80)が20日、大ヒット御礼舞台あいさつを東京・109シネマズ二子玉川で行った。

 同じ山田監督の「東京家族」に続く共演で、実に5度目の夫婦役。互いにツーカーと認め合う仲で、吉行は「いまだ分からないことが多くて、謎の男というのが素敵なところ。感心します。下世話な話をすると、足がすごくきれい。真っ白で毛が全然ないので、美しいからちょっと触らせてもらった」と持ち上げた。

 だが、橋爪は「秘密主義で、絶対に自分の心は人に見せないイヤなヤツなんですよ。だから批判と思って聞いていた」と照れ隠し。その上で、「実生活での結婚生活は4年くらいで、ウチに台所用品がほとんどない吉行さんも謎。スタンスが全く変わらないし、色っぽいなあって思う。底が割れない。そんなところでよろしいでしょうか?」と“妻”を立てた。

 映画は長年連れ添った妻から突然離婚を切り出されたことで家族が大騒動となる喜劇。吉行は撮影を振り返り、「監督が終わった途端に無表情になって何を考えている分からない瞬間があって、それが針のむしろ。怖いから、気に入らないならすぐ反応してほしい」とクレーム。橋爪も喜劇の難しさを強調しながらも同調し、「監督は童顔なんだけれど、考え事をしていると不機嫌に映る。何とかしてほしい。意外に(自宅が)近くだから、ピンポンダッシュしてやろうかと思う」と冗談めかしていた。

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2016年3月20日のニュース