橋爪功&吉行和子&山田洋次監督 合わせて238歳の舞台あいさつ

[ 2016年2月26日 08:36 ]

大阪市内で舞台あいさつした(左から)山田洋次監督、橋爪功、吉行和子

 俳優の橋爪功(74)が25日、大阪市内で主演映画「家族はつらいよ」(3月12日公開)の試写会に共演の吉行和子(80)、山田洋次監督(84)とともに登壇し、“3人合わせて238歳の舞台あいさつ”を行った。

 ゲスト登場の事前告知はあったが誰かは明かされていなかった同試写会で開口一番、「妻夫木聡(同作出演)です」とあいさつ。「悪かったね!」と妻夫木の登場を期待していたであろう若い女性客らに謝り、笑わせた。大阪出身とあって、同作を「とにかくめっちゃオモロイですわ」と大阪弁で猛アピールした。

 妻役の吉行に「(共演の)蒼井優ちゃんが現場に来るとニコニコしちゃう。私といると、古女房って感じで会話がないのよね」と暴露され、苦笑い。「にこやかで優しい顔にだまされるけど、演技してても、してなくても怖かった」と吉行に反撃するも、「よくないのは橋爪さん」と山田監督に判定され、ごう沈した。

 山田監督は同作の題名について、「“脱線家族”とか他の案も考えたけど、寅さんシリーズにつながると考え、そのままもらった」と告白。「自分の作品をマネしてるんだからいいんじゃないかな」と笑っていた。

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2016年2月26日のニュース