「S―最後の警官―」3月末で完結 原案者の小森氏が報告

[ 2016年1月19日 13:30 ]

 ビッグコミック(小学館)で連載中の漫画「S―最後の警官―」の原案者、小森陽一氏(48)が19日、自身のブログを更新。同漫画が3月末をもって連載終了、完結すると発表した。

 小森氏は「完結」のダイアリーでブログを更新し、「足掛け七年、ビッグコミックで連載しておりました『S 最後の警官』、三月末で連載終了、単行本全20巻で完結となります」と報告。「始まりがあれば、必ず終わりがきます。これは避けられないことです」とつづった。

 「思い返せば『S』は不安を抱ええたままの船出でした。なんせ国家機密である警察の特殊部隊を扱う作品です…。資料もない、取材もできない、まったくないない尽くしのスタートでした」と連載開始当初を回願。「しかし、才気溢れる若きマンガ家の出現により、世界観は見事に具現化されました」と振り返った。

 「『S』はまったく幸せな作品だと思います。発行部数も100万部を遥かに超え、ドラマ化され、映画化されました。これはひとえに、皆さんが熱く支持してくださったおかげです。この場を借りて、熱くお礼申し上げます」と感謝の言葉を述べ、「大いなるラストを飾ろうと思います。これまで本当にありがとうございました」と結んだ。

 「S―最後の警官―」は09年からビックコミックで連載がスタート。14年1月に俳優の向井理(33)主演でドラマ化され、15年8月には映画版「S―最後の警官― 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」が公開された。

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2016年1月19日のニュース