福岡、沖縄などで“障がい者の音楽コンテスト”地方大会開催

[ 2016年1月19日 17:08 ]

昨年の第12回大会でグランプリを受賞したDJ Yuta&Yuichiの演奏(川津貴信撮影)

 NPO法人日本バリアフリー協会(代表・貝谷嘉洋)が主催する“障がい者の音楽コンテスト”「第13回ゴールドコンサート」の本戦が10月10日に東京・国際フォーラムで行われるが、今年は福岡、沖縄、宮城、関西の4都市で地方大会(予選)を開催し、より多くの障がいを持つミュージシャンが出場できるチャンスを作った。福岡大会が2月20日にエルガーラホール(福岡市中央区天神)、沖縄大会が2月27日にミュージックタウン音市場(沖縄市上地)、宮城大会が3月5日にLIVE-DOME STARDUST(仙台市青葉区本町)で行われ、各大会の優勝者には本戦出場権が与えられる(※関西大会は後日詳細発表)。

 今年で13回目を迎える「ゴールドコンサート」は、障がいを持つミュージシャンたちにその音楽性を競うとともに、障がい者の能力や可能性の高さを広く知らしめるイベント。これまで、グランプリを受賞した中にはメジャーデビューするアーティストもおり、音楽業界からも注目が高まってきている。

 地方大会への出場は各大会先着50組(応募は1会場のみ可)で、募集期間は1月31日必着。募集内容は当日に歌唱または演奏(オリジナル、コピー、カバー可)する5分以内(厳守)の1曲を音楽性・完成度の高さを基準に審査を行う。なお、地方大会以外に音源エントリー応募は2月から開始する。応募および観覧の問い合わせはNPO法人日本バリアフリー協会ゴールドコンサート事務局サイトまで。

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