新橋演舞場、「舟木一夫公演」でスタッフ奈落に転落し負傷

[ 2015年12月12日 05:30 ]

舟木一夫

 東京都中央区の新橋演舞場で11日午後5時50分ごろ、「舟木一夫特別公演」夜の部の休憩中に、40代の男性スタッフがステージから約4メートル下の奈落に転落し、頭を切るなどのケガを負った。東京消防庁によると近くの病院に搬送された。命に別条はないが、ぼーっとしたようなそぶりも見せているという。

 松竹によると男性は大道具を担当。事故は第1部と第2部の間の、舞台転換の際に起きた。片付け作業をしていた男性が、せり上がり舞台が下がったままだったことに気付かず落ちたという。救出などのため第2部の開幕が約1時間遅れ、舟木一夫(70)が観客に「事故があったので遅れました」と説明した。きょう2日以降の公演は予定通り行う。現場には救急車とポンプ車計4台が駆けつけ、一時騒然となった。

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2015年12月12日のニュース