宮迫博之「死んだほうが楽」と赤信号渡り…不遇時代の地獄語る

[ 2015年12月12日 16:10 ]

雨上がり決死隊の宮迫博之(左)と蛍原徹

 お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(45)と蛍原徹(47)が12日、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」(土曜後2・55)に出演。壮絶な芸人人生を激白した。

 
 NSC7期生で卒業後の89年にコンビ結成。今年で26年目を迎え全国区で活躍する2人だったが、東京で売れない時代は地獄の日々だったという。91年に吉本印天然素材を組み、大阪でアイドル的存在になるが、方向性の違いを理由に天然素材を脱退、東京へ進出する。だが、まったく仕事がない不遇の日々が続く。

 宮迫は東京でつるむ友達も少なく「家で体育座りしていたり」と、どん底状態に。食事をしに入った中華料理店でも客なのにぞんざいな扱いをされて「なんやねん、なんやねん」とやるせなくなり、赤信号の横断歩道を渡る。「トラックが急ブレーキ。運転手に『危ねえだろ、死にてえのか!』と怒られて『うん』と。そしたら運転手が『死んじゃダメだ~』って言ってた」と告白した。

 蛍原も「俺もマンションから飛ぼうと思ってた」と明かし、宮迫は「そのときは死んだほうが楽だなっと思ってた」と“危うかった”時代を回顧した。その後2人は小さな仕事も引き受けて「自分達の面白さを伝えよう」と誓い合い、努力を重ねてブレークのチャンスをつかんだと語った。

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2015年12月12日のニュース