「下町ロケット」紅一点の技術者・朝倉あき　アップル創業者と対面

アップル社創設者の１人、スティーブ・ウォズニアック氏と対面した朝倉あき

　テクノロジーとエンターテインメントのイベント「ＴＯＫＹＯ　ＣＯＭＩＣ　ＣＯＮ　２０１６」（東京コミコン）が来年１２月３～４日に千葉・幕張メッセで開催されることになり４日、都内で発表会が行われ、女優の朝倉あき（２４）が参加した。

　朝倉はＴＢＳ日曜劇場「下町ロケット」（日曜後９・００）で佃製作所技術開発部の“紅一点”と言える加納アキ役を好演中。アップル社創業者の１人、スティーブ・ウォズニアック氏（６５）と対面した。

　ウォズニアック氏は講演で「最初にパソコンを作ったのは自分が作りたいと思ったからで、それを売りたいという動機からじゃない」などとモノ作りへのこだわりを語った。

　自分の夢を追いかけるという部分で、朝倉は「阿部（寛）さん演じる佃（航平）社長を連想しました」と感想。ウォズニアック氏と佃社長の共通点については「周りの人と壁をつくらないで、何事もオープンに受け入れてくれる雰囲気」と分析した。

　ウォズニアック氏からは「誰かを喜ばせたい」という思いも感じ取った。それはドラマの第６話から始まった後半パート「ガウディ計画編」に通じる。アキたちが新型人工弁の開発に取り組むのは、子どもたちのため。天才エンジニアから刺激を受け、ドラマ終盤に向けて気持ちを新たにした。