逆襲V!トレンディ斎藤 勝因はハゲ「生やさなくて良かった」

[ 2015年12月6日 22:11 ]

5年ぶりに復活した「M―1グランプリ2015」で敗者復活から勝ち上がり優勝したトレンディエンジェル

 5年ぶりに復活した漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2015」を制した「トレンディエンジェル」の斎藤司(36)とたかし(29)が、大会終了後に会見した。2007年の「サンドウィッチマン」以来となる敗者復活からの逆襲V。たかしは「正直、決勝に出られるとも思っていなかったので、まだ実感がわかない」、斎藤は「素直にうれしい」と喜びをかみしめた。

 3472組の頂点に立ったが、先月19日の準決勝で敗退。斎藤は、「準決勝は受けていたので本当に悔しくて、(飲めない)梅酒ソーダ2杯でベロベロになった。その怒りをバネにここまできた」と反骨心を強調。敗者復活戦の段階から決勝に焦点を合わせていたそうで「正直、調子は良くなかったが、決勝の本番を前にアドレナリンがグッと上がった」と振り返った。

 敗者復活が決まってからせかされるように決勝に臨んだが、ファースト・ラウンドで2位に食い込み、最終決戦は9人の審査員中6票を集める圧勝劇。勝因を聞かれた斎藤は、「いつも通りの自分を貫けたこと。あとは変わらずハゲていたこと。生やさなくて良かった」と胸を張った。賞金の1000万円は「貯金させてください」と懇願した。

 優勝の喜びを誰に伝えたいかと問われた斉藤は、「親父ですかね。昔から怠け癖があって、教育パパだったんだけれど中学受験もさぼったりして、希望通りの子供になれなかった」と、この時ばかりはしみじみ。一方のたかしは、「よく行っているメイド喫茶のメイドさんと常連さんたちと喜びを分かち合いたい」と笑顔で話していた。

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