石塚英彦&彦摩呂 “先輩”阿藤さんは旅人「帰らない旅に…寂しい」

[ 2015年11月20日 19:27 ]

<阿藤快さん通夜>阿藤快さんとの思い出を語る彦摩呂(左)と石塚英彦

 14日ごろ大動脈瘤(りゅう)破裂胸腔(きょうくう)内出血のため亡くなった俳優・阿藤快(あとう・かい=本名公一=こういち)さん(享年69)の通夜が20日、神奈川県小田原市の湘和会堂小田原で営まれ、グルメレポーター仲間のタレント彦摩呂(49)、お笑いコンビ「ホンジャマカ」の石塚英彦(53)らが参列した。

 大先輩の訃報に接し、「あまりにも突然だったので、今、顔を見て、やっと感じることができました。安らかなお顔で…」と言葉をつまらせた石塚。「グルメレポーターという肩書で紹介されるけど、阿藤さんは“旅人”なんです。阿藤さんは食べ物よりは地元の人たちと絡むのが好きだった。あとは、本当にウソをつかなかったですね。豪快で、旅を楽しんでいる、それが基本だった」と人柄をしのんだ。

 阿藤さんの講演の代役を務めた彦摩呂は「本当に眠るようなお顔で、起きるんじゃないかと」としみじみ。7月末の都内でのロケが最後だったといい、「その時に、背中に持たれるような小さいマッサージ器のロケもしていて、『最近、背中がこるんだけど、いいなぁ』とは言っていたんですけど。夏の暑い時期のロケでしたけど、歩くのも早いですし、本当に元気でしたよ。きょうまで本当に亡くなったか、現実味がなかった」と突然の訃報がいまだに信じられない様子だった。また、阿藤さん自身も自ら「旅人!」と言っていたというエピソードを明かし、「帰ってこない旅に出られたので寂しい。飲食店に飾られている阿藤さんのサインはそのまま置いておいてほしい。僕らも行くと、阿藤さんに会える気がする」としみじみを話していた。

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2015年11月20日のニュース