さんま 29年ぶり「男女7人」同窓会!元妻・大竹と2人トーク

[ 2015年10月7日 05:30 ]

TBSテレビ60周年特別企画「TBSもさんまも60歳 伝説のドラマ&バラエティー全部見せます!夢共演も大連発SP」で、29年ぶりに集合した、86年のドラマ「男女7人夏物語」のメンバー。左から、小川みどり、片岡鶴太郎、池上季実子、明石家さんま、大竹しのぶ、奥田瑛二、賀来千香子

 明石家さんま(60)の還暦とTBSテレビの60周年を祝う特番「TBSもさんまも60歳 伝説のドラマ&バラエティー全部見せます!夢共演も大連発SP」(12日後7・00)で、86年に大ヒットした同局ドラマ「男女7人夏物語」の出演者7人が29年ぶりに勢ぞろいした。

 さんまのほか、大竹しのぶ(58)池上季実子(56)奥田瑛二(65)片岡鶴太郎(60)賀来千香子(53)小川みどり(54)の7人が再会。名シーンのセットを再現し、映像とトークで当時を振り返る内容。思い出話に花を咲かせた。

 ドラマの撮影終了後、一堂に会したことはなく、今回の収録が初の同窓会。さんまは「懐かしいなあ。ドラマ以来会ってなかったもんな」と、すっかり年を取った7人の再会を喜んだ。

 注目は、さんまと大竹の元夫妻の共演だ。トレンディードラマの元祖ともいえるこの作品でカップルを演じた2人は、私生活でも急接近。2年後の88年に結婚へと至った(92年離婚)。軽妙で息の合った劇中の掛け合いが視聴者を引き込み、最終回は平均視聴率31・7%を叩き出した。

 2人だけのトークも収録。定食屋のセットに向かい合って座り、当時を回想した。物憂げに話す大竹に、ツッコまずにいられないさんま。独特の空気感は健在だ。若かりし2人が演技で絡む映像が流れると、大竹は「見たくない、やめて」と恥ずかしがった。

 さんまは放送当時、フジ「オレたちひょうきん族」などに出演。国民的人気を確立した頃だ。多忙を極めたために「セリフを覚えずに現場に行った」「ドラマの現場には休みに来てた」などと暴露していた。

 ▽男女7人夏物語 86年7~9月に放送。ツアーコンダクターの良介(さんま)と、ノンフィクションライターを目指す桃子(大竹)を中心とした男女の恋愛物語。主題歌は石井明美「CHA―CHA―CHA」。全10回の平均視聴率は24・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。この人気ぶりから、翌年「男女7人秋物語」が放送された。さんま、大竹、鶴太郎が続編にも出演した。劇中でブーツをかたどったグラスでビールを飲む場面が話題となり、ブーツグラスが若者の間で流行。

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