板東英二 紳助さんの復帰熱望 引退特番の製作も“約束”

[ 2015年3月19日 15:03 ]

 タレントの板東英二(74)が19日、大阪市内で自著「板東英二の生前葬」のPR会見を開き、元タレントで2011年に芸能界を引退した島田紳助さん(58)について、「カムバックして欲しいね」と復帰を熱望した。

 紳助さんが漫才コンビ「紳助・竜介」としてデビューした1978年ごろから親交があり、「上岡龍太郎さんから“紳助は絶対に大物になる”と言われ、かわいがってきた」といい、「今もメールで連絡を取っていて、元気です」と近況を報告。「温かくなってきたし、どこかで草野球をやろうって話をしている。弱いチームを思いっきりやっつけるような、ね」とジョーク交じりに語った。

 また、80年代前半の漫才ブームまっただ中の、紳助さんが人気絶頂だった当時、板東の芸能界引退特番を紳助さんが製作すると約束を交わしたことも明かした。「ボクが芸能界を引退する最後の仕事を紳助が、やってくれるという。引退して日付が変わった瞬間から朝6時まで生放送で、衛星を使ってブラブラしているだけのボクを俯瞰で追い続ける“板東英二、今夜も徘徊(はいかい)”というタイトルでね。まだ約束が果たされてないので、(世間が復帰へ)盛り上げてくれたら、きっと」と期待した。

 また、自著「―生前葬」のタイトルと絡めて、「実は本葬も決まっていて紳助が葬儀委員長。鳴門金時をボクの棺に入れて火葬し、焼き芋の匂いがしてきたら“板東、逝ったな…”と言うそうです」と明かし、笑わせた。

 板東は12年12月、個人事務所の7500万円の申告漏れの影響で約1年間休業、昨年1月から吉本興業に所属し復帰した。当時の謝罪会見では「植毛のお金は経費と認められると思っていた」などと、20年ほど“偽装工作”していたことを話しており、この日の会見のラストに、報道陣から「まだ植毛は続けている?」と聞かれ、「今も植毛と粉をふってますよ。最後の質問がそれ?」とタジタジだった。

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2015年3月19日のニュース