フジ春高バレー「バボちゃんまんじゅう」に異物混入…販売中止

[ 2015年1月10日 12:25 ]

 フジテレビは10日、同社主催の「第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー2015)」の会場(東京体育館)などで今月初めから販売していた「バボちゃんまんじゅう」に、長さ約1センチのナイロン繊維が混入していることが9日に判明したため、販売を中止したと、公式サイトで発表した。

 同局や販売元などによると、まんじゅうを食べた女性から8日夜に問い合わせがあった。体調に異常はないという。

 9日に現物を確認したところ、製造工程の中で、まんじゅうの型に残る焦げを取り除くために取り付けられている「ハケ」の一部だった可能性が高いことが分かった。10日から販売を中止。商品は8000個作られ、約5000個が売れた。

 同サイトは「ご購入いただいた方、お召し上がりになられた方、ご購入を検討されていた方には、ご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪している。

 フジテレビもマスコミ各社に送付したファクスで「販売する食品の衛生管理にあたっては、日頃より細心の注意を払ってきましたが、この度このような事態となりましたことをお詫び申し上げます」とした。

 今年に入り、日本マクドナルドをはじめ、食品関連会社の異物混入が相次いでいる。

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2015年1月10日のニュース