ヤフー検索大賞は羽生！７日に20歳「心の中ではずっと子供」

ソチ五輪で金メダルを獲得し「Ｙａｈｏｏ！検索大賞」に選ばれた羽生

　「Ｙａｈｏｏ！検索大賞２０１４」発表会が８日、都内で開かれ、フィギュアスケート男子の羽生結弦（ゆづる、２０＝ＡＮＡ）が“今年の顔”として全体の大賞を受賞した。

　インターネットで年間検索数が前年に比べ最も上昇した人物や作品を表彰するもので、今回が１回目。検索サービス大手の「Ｙａｈｏｏ！」が利用者の検索データを基に人物、文化、製品の各分野、部門ごとのトップを調べた。

　羽生はこの日の発表会には出席せず、ＶＴＲで「本当にたくさんのいい結果があった年でした。ファンの皆さんの応援があったからこそ、この結果が出せた。結果があったからこそ、皆さんに注目していただけたのかなと思っています」とメッセージを寄せた。また、前日７日に２０歳の誕生日を迎え「２０歳ということで、少し大人の仲間入りという概念があると思いますが、僕の心の中ではずっと子供のままというか、常に向上心を忘れず、夢を見続けて、課題を追い求めたい」とコメント。

　「Ｙａｈｏｏ！」は羽生の検索数の伸びについて、２月にロシアで開かれたソチ冬季五輪で金メダルを獲得し、「ゆづ」人気が広がったと分析している。

　人物分野のお笑い芸人部門は日本エレキテル連合、女優部門は石原さとみ（２７）、俳優部門は市川海老蔵（３７）がそれぞれ受賞。文化分野では妖怪ウォッチ（アニメ部門）、アナと雪の女王（映画部門）、ルーズヴェルト・ゲーム（小説部門）が選ばれた。