入山杏奈 ギプス姿も笑顔で舞台あいさつ「とてもうれしい」

[ 2014年7月6日 15:27 ]

右手にギプス姿で登壇した入山杏奈

 AKB48の入山杏奈(18)が6日、都内の映画館で行われた主演映画「青鬼」(公開中、監督小林大介)の舞台あいさつに登場。右手にはギプスという痛々しい姿ながら、ファンからの「あんにん!」「大好き!」などとの大歓声に満面の笑みを見せた。

 フリーソフトながら人気を博したホラーゲーム「青鬼」の実写映画化。「このメンバーとこの場所に来ることができて、とてもうれしい。楽しいメンバーと撮影できて、この夏、最高のホラー作品になったと思います、私は!」と力強くメッセージを送った。入山にとっては映画初出演で初主演。観客から「座長!」と多くの声援が飛び、共演者の須賀健太(19)も「座長感がすごい」と盛り上げられ、「座長という言葉には違和感がある」と苦笑い。前日5日の公開され、全国9館での上映すべての回で満員、同日、劇場と同じ料金体系で公開したニコニコ生放送での上映も1日で7000人の集客があり、大盛況となっている。報告を聞き、「すごい。7000人って劇場だったら立ち見がいっぱい。メンバーも何人か観に行ってくれていて、良かったよ!って声をもらっています」と充実の表情を浮かべた。

 この日の警備態勢はあくまでも「一般の映画の舞台あいさつ」と同じということだが、20人のスタッフが“警備”の腕章を付けて警備に当たった。スタッフによると「大げさにはならないように。でも、何かあったら対応できるように」とこのような態勢になったという。

 5日には、5月25日に入山らが切りつけられた事件後を受けて延期していた握手会が再開。事件で負傷した入山は川栄李奈(19)とともに握手会には参加しなかった。6月30日には秋葉原の専用劇場での公演開演前に事件後初めてファンの前に立ち、あいさつ。事件を受けて映画の宣伝イベントのスケジュールは一旦に白紙に戻ったこともあり、一度は登壇中止も考えられたというが、本人の意向もあり、実施が決定。スタッフによると「今度もできることから」活動を順次再開していくという。

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