おときさん「町の歌」披露 愛知県幸田町の依頼で製作

[ 2014年6月28日 19:56 ]

 愛知県幸田町が歌手の加藤登紀子(70)に制作を依頼した「町の歌」が28日、町民会館であった加藤のコンサートで初めて披露された。

 「はっぴーらんど」と名付けられた曲は、加藤が幸田町の四季をイメージして作詞作曲。歌詞には町の花であるツバキや里山の景色などを盛り込んだ。

 加藤が幸田町で1年前にあったコンサートに参加したのを縁に、町村合併60周年を記念する曲作りを依頼していた。

 コンサートで加藤がソロで「はっぴーらんど」を歌い上げると、町民約千人が集まった会場から大きな拍手が湧いた。町民でつくる合唱団や吹奏楽団約300人とも協演し、会場は熱気に包まれた。

 コンサートを終えた加藤は「子どもたちのコーラスが素晴らしかった。伸び伸びと幸せそうに歌ってくれてうれしい」と笑顔で話した。

 幸田町は今後も行事を通じて、歌い継いでいきたいという。町は県中南部に位置し、人口4万人近く。自動車関連の製造業が集まるほか、フデガキの生産が盛ん。

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2014年6月28日のニュース