斎藤晴彦さん死去 「放浪記」「レ・ミゼラブル」でも活躍

[ 2014年6月28日 22:55 ]

死去した斎藤晴彦さん

 ミュージカル「レ・ミゼラブル」などの舞台やテレビCMなどで幅広く活躍した俳優の斎藤晴彦(さいとう・はるひこ)さんが27日昼ごろ、東京都武蔵野市の自宅近くの路上で倒れていたのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。73歳。東京都出身。

 2012年には心不全で緊急搬送されたが、その後の経過は良好。亡くなる数日前にも稽古場に姿を現していたという。

 斎藤さんは「劇団青俳」「発見の会」の団員を経て、1969年に黒テントを創立。アングラ演劇ブームを支えた。その後、86年から2年間「11PM」で司会を務め、舞台「放浪記」ではでは森光子さんと共演し、菊田一夫役を演じた。また、「レ・ミゼラブル」のテナルディエ役でも活躍した。

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2014年6月28日のニュース