「天津」向 小説家デビューへ “自伝”的内容「ゆくゆくはアニメ化を」

[ 2014年3月18日 05:57 ]

 お笑いコンビ「天津」の向清太朗(34)が小説家デビューする。5月20日発売予定の「芸人ディスティネーション」(小学館ガガガ文庫、価格未定)で、相方だけがブレークして取り残された芸人の苦悩を描いた“自伝”だ。

 向は相方の木村卓寛(37)が「エロ詩吟」で大ブレーク。自身と重なる内容で「芸人を10年やってきて相方だけが売れてしまう、という僕の自伝的要素を主人公も持っている。そのパラレルワールド感を皆さんにぜひ楽しんでいただければと思います」と手応えを見せている。

 吉本芸人の作家活動としては、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕が知られる。07年に発売した著書「ホームレス中学生」が大ヒットとなり印税約2億円を獲得、小池徹平主演で映画化もされた。

 向も“ビッグマネー”を手に入れられる大チャンスだけに、「ゆくゆくはアニメ化を実現できたら、うれしいです」と期待に胸を膨らませていた。

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