ふっくん 宇津井さん悼む…「黄色いロールスロイスで颯爽と」

[ 2014年3月15日 11:08 ]

布川敏和(左)と夫人のつちやかおり(右)、長男の布川隼汰

 元「シブがき隊」のタレント布川敏和(48)が15日、自身のブログで14日に慢性呼吸不全のため亡くなった宇津井健さん(享年82)をしのんだ。

 小学生の頃に“赤いシリーズ”に出演していた宇津井さんは、布川にとっては「ブラウン管の中の大俳優さん」。初共演はシブがき隊でデビューした翌年の17歳の時に出演したBSドラマ「源さん」だったという。さらに、シブがき隊解隊してすぐの1989年、ソロ活動開始後の最初のドラマ「さすらい刑事~旅情編」でも共演。「今思えば、僕のターニングポイントの大切な時に御一緒させて頂き、いろいろな事を教わった 大先輩なのであります」と振り返った。

 「お芝居はもちろんの事、俳優として、男としての美学も たくさん教わりました」という宇津井さんの思い出として「御自身が運転なされた 黄色いロールスロイスで颯爽と撮影所に来られ、いつも びしっと背筋をのばされ、いつもびしっと決まった服装でした」と振り返った。また父子の関係でも「ある日、宇津井さんに 『このスーツ、格好イイですね~』っと話かけると『そう、これね、息子が勝手に着て行っちゃう事が多くて困ってるんだよ~』っと、嬉しそうに仰られた」ことをつづり、現在、布川の息子が自分の服を着ていってくれる喜びは「実は宇津井さん親子への憧れが実現したものだったのです」と明かした。

 「宇津井健さん、享年82歳で旅立たれましたが、万人の方がいつ何時 お会いしても 最高に格好良い方だったんではないでしょうか・・・」と、ダンディーなスーツ姿の宇津井さんの写真も掲載し、冥福を祈っている。

続きを表示

2014年3月15日のニュース