「医龍4」三宅アナ 俳優デビューに泣き「めざましが100倍楽」

[ 2014年2月20日 08:00 ]

「医龍4」で本格的に俳優デビューするフジテレビの三宅正治アナウンサー

 フジテレビの三宅正治アナウンサー(51)が同局の連続ドラマ「医龍4」(木曜後10・00)の第7話(20日放送)に出演。本格的な俳優デビューを飾る。

 三宅アナが過去にドラマ出演したのは同局「めざましテレビ」キャスターとしての本人役のみ。今回が役者として本格デビューになり、主人公の天才心臓外科医・朝田龍太郎(坂口憲二)から恩師・桜井修三(平幹二朗)のオペを依頼される大学病院勤務の脳外科医・山岡教授を演じる。「山岡役は滑舌がいい人の方が説得力が増す」(長部聡介プロデューサー)とキャスティングが実現した。

 坂口がメーンキャスター、三宅アナが実況を務めた「世界柔道2007」で共演した2人。リハーサル中、坂口が「キャスト表に“三宅正治”って名前を見た時、あの三宅さん!?ってビックリしました。明日も『めざまし』で朝早いのに、すみません。さすがに滑舌がいいですね」と声を掛けると、三宅アナは「いえいえ。初めてなので、緊張してしまって…。久しぶりの再会がまさか、こんな形になるとは夢にも思わず…」と恐縮しきり。

 本番を終えた三宅アナは「こんなに緊張したのは、いつぶりだろうというほど緊張しました。『めざましテレビ』の生放送の方が100倍、楽ですね」と感想。「これまで加藤(綾子)アナなどもドラマに出演をしていましたが、いざ自分がやってみると、みんなよくやってたなと感心しました」と語った。

 撮影現場は「その場で新しい動きが追加されたりして、セリフを覚えるのにいっぱいいっぱいだったので、泣きそうになりましたし、さらに監督から“ちょっと歩き方が硬いです”と言われて“えっ!ど、どうすればいいですか!?”と動揺してしまいました」と苦労を口にした。

 「今は放送を見るのが怖くて、当日は電話やメールはつながらないようにしておこうと思います。とにかく緊張ばかりで楽しむ余裕はありませんでしたが、いい思い出になりました」とアナウンサー歴30年のベテランも、かつてない張り詰めた現場になったようだ。

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