上川隆也、杏の上司役 反半沢!?出世諦めた“事なかれ銀行員”

[ 2014年2月20日 05:42 ]

4月スタートの日本テレビドラマ「花咲舞が黙ってない」で相馬健役を演じる上川隆也

 俳優上川隆也(48)が4月スタートの日本テレビの新ドラマ「花咲舞が黙ってない」(水曜後10時)で、主演の杏(27)の相棒役を務める。

 昨年大ヒットしたTBS「半沢直樹」と同じ池井戸潤氏の小説「不祥事」などが原作で、舞台も同じ銀行業界。上川は、出世を諦めた、事なかれ主義のベテラン行員を演じる。自身の理想を実現するため「上を目指す」と公言して上司らと戦った半沢直樹とは、対照的な役柄だ。

 架空のメガバンク「東京第一銀行」で、トラブルを抱える支店を指導する部署「臨店」に所属。杏が演じる不正を見逃せない性格の有能な部下・花咲舞とコンビを組む。“女半沢”のような舞にハラハラしつつも、徐々に熱い銀行員魂を取り戻していく。

 凸凹コンビが事件を解決する、痛快な勧善懲悪ストーリー。2人のテンポ良いやりとりが見どころで、加藤正俊プロデューサーは「上川さんが演じる相馬健という役は、コミカルでシリアスな難役。テレビや舞台で、どんな役も演じ切る上川さんしかできない。杏さんとのコンビネーションがどういうふうになるのか楽しみ」と話している。

 上川は「曲がったことが許せない真っすぐな舞の姿は、自然に杏さんの凛(りん)とした立ち姿に重なる。正義感ゆえに突っ走ってしまう舞を、パートナーとして一番近くで見ているのが、今回の私の役」と“女半沢”に振り回されるのを楽しみにしている。

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