福山雅治、南座の顔見世ポスター手掛ける…斬新!空飛ぶ猿之助

[ 2013年11月21日 08:49 ]

斬新に仕上がった京都・南座の顔見世ポスター

 俳優でカメラマンの一面も持つ福山雅治(44)が、伝統ある京都・南座の顔見世ポスターを手掛けた。30日に同劇場で開幕する「當る午歳 吉例顔見世興行」(12月26日まで)で、今年の襲名興行を締めくくる四代目市川猿之助(37)が、京都の空を飛んでいる斬新なデザイン。実は昨年6月、東京・新橋演舞場での襲名興行の際、猿之助と親交が深い福山が撮影したショットを、背景を京都の街並みに替え急きょ作製した。

 伝統を重んじる南座の顔見世ポスターと言えば狂言や配役を並べ、俳優は口上スタイルの裃(かみしも)姿か、舞台写真をあしらったものが一般的。しかし、今回は猿之助サイドから「伝統は大事にしながらも新しいものを」との申し出があったことや、福山の快諾もあり、今月中旬になって急きょ新ポスターの製作が決定。20日になってようやく仕上がった。

 今回の顔見世は三代目猿之助が二代目猿翁を、香川照之(47)が九代目市川中車を襲名することでも話題。歌舞伎界を斬新なスタイルでけん引してきた澤瀉(おもだか)屋が、南座顔見世のポスターもニュースタイルにした格好だ。ポスターは29日から阪急梅田駅などに張り出される。

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2013年11月21日のニュース