西田敏行 高齢者に肺炎予防訴え「元気なうちから意識を」

[ 2013年9月20日 10:12 ]

 俳優の西田敏行(65)が、21日から全国放送されるMSDの新CM「もう他人事(ひとごと)じゃない」編に出演している。

 同社の肺炎予防啓発活動「65歳過ぎたら、肺炎予防。」の柱として放送されるもので、西田は肺炎予防の大切さを真摯(し)な言葉で語りかける。

 「私も身近な人を肺炎で亡くしました」。そう話す西田は、肺炎が脳血管疾患を抜いて日本人の死因の第3位であることや、肺炎による死亡者の95%以上が65歳以上の高齢者であることを説明する。自身が65歳であることから「65歳を過ぎた方は、なるべく元気なうちから予防の意識を持って、予防接種を受けていただきたいと思う」と話す。うがい、手洗い、マスク着用などの日頃の感染予防や予防接種による肺炎の予防啓発を訴えている。

 普段の生活では、家に帰ったら欠かさず手洗いを実行しているという。「妻にも、手洗った?としょっちゅう言われていて、おかげでちゃんと習慣になりました。まず、しっかり手を洗うことが大事なことだと思います」と明かした。

 「70代、80代の先輩方にはいつまでも元気でいてほしいので、高齢者だからといって老け込むことなく、どんどん社会を引っ張ってき行きましょう。そのためにも元気な今のうちから、予防接種と日常生活の肺炎予防をしっかりやることが大切です」。そう語る西田の表情は真剣そのもの。「早めにお医者さんにも相談しましょう。皆さん、これからも一緒に頑張りましょう!」と力強い言葉で締めくくった。

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2013年9月20日のニュース