井手麻理子「カーペンターズ」カバーアルバム発売記念ライブ

[ 2013年9月20日 01:44 ]

カーペンターズのヒット曲カバーを熱唱する井手麻理子

 「There must be an angel」(フジテレビ系ドラマ「危険な関係」主題歌)の大ヒットで知られる実力派女性ボーカリスト・井手麻理子(37)が、8月7日にベルウッド・レコード移籍第2弾アルバム「井手麻理子 カレン・カーペンターを歌う」を発売したのを記念して19日、東京・表参道のLAPIN ET HALOT(ラパン・エ・アロ)で「MARIKO Sings Karen Carpenter リリース記念リサイタル」と銘打ったライブを開いた。

 同社移籍第1弾アルバム「MARIKO Sings Screen Themes~井手麻理子 スクリーンテーマを歌う~」では、珠玉のスクリーンテーマのカバー全7曲を歌って大好評を博したが、今回は、彼女が敬愛するカレン・カーペンターがボーカルを担当した「カーペンターズ」の大ヒットナンバーから全7曲を厳選したカバーアルバムをリリース。

 そのアルバムの発売記念ライブにニュー・アルバムから「雨の日と月曜日は」をはじめ、「スーパースター」「マスカレード」「遙かなる影」「ジャンバラヤ」「ア・ソング・フォー・ユー」「青春の輝き」、それにオリジナルヒットから「There must~」「太陽の花びら」など全16曲を熱唱し、最後まで満員の客席を魅了した。

 スクリーンテーマに続いてカーペンターズのカバーアルバムを出した理由は、「私は、レオン・ラッセルやバカラックなどの音楽が大好きで、ふだんも彼らのカバーを歌っているんですが、その中でカーペンターズのカバーも歌っていまして、今回、新しいアルバムを出すにあたって、スタッフやまわりの方からカーペンターズを歌ってほしいというリクエストなどもあったから」と言う。

 「私は、カレン・カーペンターというシンガーのすごさを前々から尊敬していまして、彼女のシンプルな声の中には音楽の大事なものがいっぱい詰まっているなと思っています。私が目指すボーカリストの姿がそこにあるのではないかなと感じていまして、今回は、ぜひカバーアルバムで歌ってみたいなと思ってチャレンジさせていただきました。カーペンターズの作品は膨大にあるので、その中から選曲するのは大変でしたけれど、私の好きな曲やまわり方々の意を参考にして全7曲を吟味して選曲しました。アレンジとのバランスも考えながらトータル的に見て1枚のアルバムとしてうまくまとまったかなと、満足しています」と語った。

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2013年9月20日のニュース