女性初!津軽三味線日本一に千葉の土生さん、4度目挑戦で栄冠

[ 2013年5月4日 18:47 ]

津軽三味線日本一決定戦で優勝した土生みさおさん

 津軽三味線の技量を競う「第7回津軽三味線日本一決定戦」が4日、青森市で開かれ、「日本一の部」で千葉県習志野市の土生みさおさん(40)が女性で初めて優勝した。

 5歳から津軽三味線を弾いているという土生さんは「4回目の挑戦で優勝できてよかった。津軽三味線や民謡を若い人にも知ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

 13人の奏者で競った日本一の部は、独奏で技術を披露する「曲弾き演奏」と民謡に合わせる「唄づけ伴奏」の総合得点で審査。土生さんは1200点満点中、973点だった。

 大会は3日から開催され、ジュニアや団体の部に全国から約400人が参加。2日間で延べ2千人の聴衆が、力強く、美しい音色に聞き入った。

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2013年5月4日のニュース