漫画「デスノート」発禁を ロ市民団体が大統領に直訴

[ 2013年4月26日 09:04 ]

 ロシア中部ウラル地方の市民団体「ウラル保護者委員会」は25日までに、世界で翻訳されている日本の漫画「DEATH NOTE(デスノート)」の単行本や原作に基づく映像の発売禁止と、販売などの合法性について調査を求める書簡をプーチン大統領に送った。

 ウラル地方のエカテリンブルクで2月、15歳の少女が13階の自宅から飛び降り自殺。少女の部屋からデスノート4冊が見つかり、地元警察当局は漫画が精神状態に与えた影響などを捜査している。

 書簡は、デスノートがロシア国内で自由に販売されているとして、未成年の精神状態への有害な影響が認定された場合には販売や広告を禁止するよう求めている。

 一方で地元メディアによると、デスノートの愛好者は「デスノートは一般的な推理漫画だ」などとして、販売禁止の動きに反対する署名活動を展開。署名は8700人を超えたという。(共同)

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2013年4月26日のニュース