アクセル・ローズ 投げたマイクがファンに直撃 訴えられる?

[ 2013年3月15日 13:08 ]

アクセル・ローズが投げたマイクがファンに直撃

 米ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のボーカル、アクセル・ローズ(51)が投げたマイクでファンが怪我を負い、アクセルが訴えられることになりそうだ。

 9日にオーストラリアのパース・アリーナで行われた同バンドのライブ終盤で、アクセルが観客に向かって投げたマイクが客席にいたダレン・ライトさんに直撃。前歯2本を損傷し、口の中に怪我を負ったという。歯科医での治療費に数ヶ月で5000ドル(約48万円)もかかるため、ダレンさんは治療費を請求するため法的措置に乗り出したと話している。「客席ではまぶしい閃光で何も見えなかったんです。気付いた時には口の辺りが麻痺していました。最初は殴られたのかと思いました。ショックが大きくて、状況を把握するのに数秒かかりましたね。口の中に歯のかけらがあるのが分かりました。そしたら誰かが私の足の上に乗っかって来て、マイクをつかんだんです」「アクセルが意図的にしたことだとは思いませんが、私に向かって直撃したのは事実です。コードレスのマイクって軽くはないんですよ。この程度の怪我で済んだことに驚いているくらいです。少なくとも、歯を治すために払ってもらいたいですね」

 今回の訴えを受けて同バンドのツアー・プロモーターのアンドリュー・マクマナス氏は、ダレンさんの携帯電話に事故について謝罪。アクセルのサイン入りマイクをプレゼントするという内容のメールを送っているが、ダレンさんはその申し出を断ったという。「実際問題、マイクをもらっただけで私の歯が治るとか治療代に十分だとは思えませン。私は4人の子どもを持つ父親で、ここパースで家族は私の収入だけを頼りに暮らしているんですから」と訴えている。

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2013年3月15日のニュース