月亭八天が襲名あいさつ「3色混合でやっていきたい」

[ 2013年1月30日 06:00 ]

月亭文都襲名をPRに大阪本社を訪れた月亭八天(左)と師匠の月亭八方

 3月19日に七代目月亭文都を襲名する落語家・月亭八天(52)が29日、師匠の月亭八方(64)と大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れ、成冨功大阪本社副代表に襲名のあいさつをした。

 113年ぶりの名跡復活。“平成の文都”として、「緻密で正統派だった初代のカラーに、ずぼらでアバウトな八方色、自分らしい八天色も加えた3色混合でやっていきたい」と決意を語った。

 なんばグランド花月で開く襲名公演での演目は、「じっくり聞かせる古典か、華やかなお囃子(はやし)入りのネタがいいかと考えています」と明かした。さらに「今後は、歴代の文都がやっていたネタや楽器を弾きながらの落語に挑戦するのもいいかも」と、次々に構想を披露。八方は、「あれやこれやしたいのは若い証拠。頑張ってもらいます」と目を細めていた。

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2013年1月30日のニュース