松竹の大谷会長「特別な監督でした。ありがとうございました」

[ 2013年1月17日 06:00 ]

大島監督の自宅に届けられた松竹・大谷会長からの献花

大島渚監督死去

 藤沢市の自宅には16日、多くの供花が届き、弔問客も相次いだ。

 松竹の大谷信義会長は、一緒に仕事をした「御法度」(99年公開)の思い出を語った。大島監督は脳出血で倒れて右半身まひになりながら、3年間のリハビリを経てメガホンを取った。「体が悪いのに、大きな声で監督をなさっていた。特別な監督でした。ありがとうございました。お疲れさまでした」と悼んだ。

 遺体は午前中にいったん自宅から運び出された。長男の武さんによると、葬儀までの防腐処理を受けたという。午後には再び自宅に戻された。

◇大島渚さん葬儀日程
【通夜】21日午後6時
【葬儀・告別式】22日午前11時
【場所】東京都中央区築地3の15の1、築地本願寺=(電)03(3541)1131
【喪主】妻小山明子(こやま・あきこ)さん
【葬儀委員長】崔洋一氏(映画監督)

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2013年1月17日のニュース