小泉今日子　デビュー３０年でバラエティー初レギュラー！

フジ「世界は言葉でできている」で、バラエティー番組に初めてレギュラー出演する小泉今日子。左は佐野瑞樹アナ、右は高島彩

　歌手で女優の小泉今日子（４６）がバラエティー番組で初めてレギュラーを務める。２４日スタートのフジテレビ「世界は言葉でできている」（水曜後７・５７、初回は後７・００）で、「番組主宰者」として登場。解答者が偉人の名言をテーマに新たな名言を考える内容で、小泉は感想などを述べる。

　昨年１０月から今年３月まで深夜で放送されて人気を呼び、ゴールデンに昇格した番組。偉人の名言の一部が空欄になって出題され、タレントら解答者が問題を当てるのではなく、自らの言葉で置き換えて名言をつくっていく。

　小泉が担当する「番組主宰者」は“新名言”について、独自の視点からコメント。出演は不定期だが、番組レギュラーの肩書。８３年に「私の１６才」で歌手デビューして以来、これまでなかったデビュー３０年目の新境地に「生まれる新名言を楽しみにしています」と張り切っている。

　番組サイドがエッセーや書評の執筆も手掛ける小泉に注目して出演依頼。松本彩夏プロデューサーは「国民的スターである小泉さんの、自分自身の人生を背骨とした話す言葉、書く言葉は時として、お芝居や歌をしのぐ力があると思い、お願いしました」としている。小泉からも名言が飛び出す可能性があり、小泉節に注目が集まりそうだ。

　小泉は「偉人が残した名言を推理するのではなく、新しい言葉を生み出すというところが素晴らしい発想だと思います。言葉についてあらためて考える時間は、視聴者の方々にとっても大切な時間になるのではないでしょうか」と話している。

　高島彩（３３）、佐野瑞樹アナ（４０）が司会を務める。