紅白司会は初の「梅ちゃん」堀北＆３年連続「嵐」

紅白歌合戦の紅組司会に決まった堀北真希（右）と総合司会の有働由美子アナ

　大みそかの「第６３回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・１５）の司会者発表会見が１６日、東京都渋谷区のＮＨＫホール前に設けられた屋外ステージで行われ、５人組グループ「嵐」と女優の堀北真希（２４）が出席した。

　屋外での会見は紅白史上初めて。紅白司会は嵐が３年連続３回目で、堀北が初めてとなる。堀北は、ヒロインを務め、９月末で放送を終えた連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の平均視聴率が９年ぶりに２０％を超えるヒットとなり「忘れられない一年になりました。紅白の司会という大役をいただき、一年の最後を笑顔で締めくくりたい。頼りない司会だと思いますが、頑張ります」とあいさつ。嵐の松本潤（２９）から「（本番では）“梅ちゃん先生”の姿を見たい」とおねだりされると、「大丈夫だと思います」と快諾した。

　一方、嵐は松本が「二度あることは三度あると言いますが、まさか３年連続とは」と喜んだ。

　ＮＨＫは９月上旬それぞれにオファーしたと説明。堀北については「梅ちゃん先生」での好演、嵐についてはＣＤなどのヒットと東日本大震災の復興支援への取り組みを評価したという。高視聴率が狙える組み合わせで、原田秀樹チーフプロデューサーも「視聴者の皆さんのご期待に応えたい」と手応えを語った。

　総合司会は有働由美子アナウンサー（４３）が初めて務める。