たけし、石橋がフリーダム共演「アウトレイジごっこ」も？

ＴＢＳの新番組でレギュラー初共演となるビートたけし（左）と石橋貴明

　ビートたけし（６５）と石橋貴明（５０）による新番組がＴＢＳで２１日にスタートする。「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」（日曜後７・５７）で、２人が企画を相談し合い、実現していくバラエティー。

　ＮＨＫ大河ドラマが同時間帯のライバルの一つとなる。石橋は「たまに時代劇をじっくり撮ってもらうという対策を練っています」と胸を張り、たけしは「そして、間違って見てもらう」と続けて、高視聴率を狙う“作戦”を明かした。

　この日は初回の収録を行い、今後の企画についてスタジオの会議室のセットでトークを展開。北野武監督としての最新映画「アウトレイジ」に絡め、関西弁と関東弁でののしり合う「アウトレイジごっこ」や、「かつら輪投げ」などを提案して、盛り上がった。

　特番以外のレギュラー番組での共演は初めて。８０年代の漫才ブームをけん引した同じ東京出身のたけしについて、石橋は神妙な表情で「野球界でいえば、王（貞治）さん、長嶋（茂雄）さんという人と草野球選手が同じグラウンドにいる状態。必死についていこうと思う」と謙遜しながら話した。

　関東のお笑い界を代表する２人の番組とあって、視聴率も注目されるが、たけしは「良ければわれわれの手柄。ダメなら逃げちゃう」。石橋が「来年４月には４０は超えたい」と言うと、たけしが「４０人って意味じゃないよね？」とすかさず突っ込み、早くも息の合ったところを見せた。