3度目大河でミッチー節「明治維新はたとえるなら納豆スパゲティ」

[ 2012年10月11日 16:48 ]

2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」追加キャスト発表会見に出席した及川光博

 NHKは11日、綾瀬はるか(27)が主演する来年放送の大河ドラマ「八重の桜」の追加キャストを発表。都内の同局で行われた会見には、主演の綾瀬のほか、新キャストとなるオダギリジョー(36)、及川光博(42)、高嶋政宏(46)、松方弘樹(70)ら8名のキャストが登場した。

 桂小五郎、のちの木戸孝允を演じる及川は「利家とまつ」(02年)、「龍馬伝」(10年)に続いて、3度目の大河ドラマ出演となる。及川は「(木戸は)冷静な判断力で、幕末そして明治を生き抜いた男。比較的、政治色の強い、緊張感のあるシーンが多いかと思われますが、心情変化や人間性、内面が伝わるような演技に集中して、作品を盛りたてていきたい」とあいさつした。

 作品の中で生き抜くことになる明治維新へのイメージは?との問いには「抜本的な改革、再生というところで言えば、明治維新はたとえるなら納豆スパゲティ。そこにある納豆や明太子といった素材をスパゲティとあえる。最初は驚きますけど、いつの間にか定番メニューとして定着している」とミッチーワールド全開で答え、笑わせた。

 そんな及川演じる木戸に推挙され、最終的には京都府知事になる槇村正直を演じる高嶋は「(綾瀬演じる)八重から突っ込まれてタジタジになる役どころなので、今からどれくらい突っ込まれるか、ゾクゾクしています。来年3月からの参加になりますが、楽しみにしております」と笑顔を見せた。

 タイトルにかけて“桜”について思うことを聞かれ、「桜と言えば、花見。昨今の花見における酔っ払いの大騒ぎに嫌悪感を覚えます。風流というか、わび、さびを楽しみたい」と話し、笑わせた及川。これに対し、高嶋は「桜っていうとあやしく妖艶な岩下志麻さんを思い出す。キレイだからこそ毒牙あるっていうイメージ」と答えていた。

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