劇団四季、京都から“撤退” 常時公演が終了…

[ 2012年10月9日 06:00 ]

常時公演が終了した劇団四季「京都劇場」

 劇団四季がJR京都駅内にある劇場「京都劇場」で行う常時公演が8日、終了した。京都からの事実上の撤退でこの日、ミュージカル「桃次郎の冒険」が千秋楽。10年間続いた常時公演は“閉幕”となり、今後は単発公演を実施していく。

 同劇場は02年1月にオープン。こけら落とし公演は「オペラ座の怪人」で、07年12月に退団した俳優の石丸幹二(47)が出演した。これまでに「マンマ・ミーア!」など39作品、計3133回上演。総来場者数は約230万人を数えた。劇団四季では99年9月、札幌市のJRシアターが札幌駅の再開発に伴い閉館。10年5月には、福岡市の福岡シティ劇場が経営不振を理由に常時公演を休止し、撤退している。

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2012年10月9日のニュース