父は「物凄いマニア」 AKB田名部生来“鉄”のDNAが騒ぐ!

[ 2012年10月9日 10:14 ]

舞台「鉄道員」に出演する田名部生来(左)と仲谷明香

 AKB48の田名部生来(19)、仲谷明香(20)が来年2月7日に東京・日本橋公会堂で開幕する舞台「鉄道員(ぽっぽや)」に出演する。

 作家・浅田次郎氏(60)の原作が収められた短編集は140万部を超えるベストセラー。高倉健(81)主演で99年に公開された映画版は日本アカデミー賞最優秀作品を受賞した。

 田名部は、原作にはない集団就職する少女役で出演。「物凄い鉄道マニア」という父親から作品に登場する車両について教わり、浅田氏の大ファンの母親からは「やるからには本気でやりなさい!」とハッパをかけられた。浅田氏と直接会う機会もあり「本と舞台の共通点はイマジネーションを膨らませられる部分」などとアドバイスを受け「サインももらいました」と感激の面持ちだ。

 自身は平成生まれだが「昭和好き」を公言。「オリジナルキャラなので、大変遊びがいがある。高倉健さんが大好きで、小さい頃に母と映画も見た」と、この作品に関われる喜びを語る。

 一方、仲谷は主人公の駅長佐藤乙松(勝野洋)が病気で失った一人娘役。映画版では広末涼子(32)が演じた。

 幻影として父の前に現れる役どころについて「“死んでる役”なのでポヤ~ッと後光がさしてるような感じでいこうかなと考えてます」。温厚な性格と「私の半分は優しさでできています」というキャッチフレーズから「菩薩(ぼさつ)系アイドル」と呼ぶファンもいるだけに、イメージしやすい様子。

 2月10日まで全7公演。「ポケットモンスター」の主人公サトシの声を務める松本梨香(43)や「海賊戦隊ゴーカイジャー」のオープニング曲を歌った松原剛志(33)らと共演する。

 ≪20日から先行予約≫チケットは20日から先行予約開始。公演詳細はユーキース・エンタテインメント公式サイトで。

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2012年10月9日のニュース