大島優子、あっちゃんに感謝とエール「また新しい思い出を…」

[ 2012年8月27日 21:30 ]

前田敦子AKB48卒業公演

 AKB48の大島優子(23)は卒業する前田敦子(21)に感謝とエールを送った。「AKB48をここまで連れてきてくれてありがとう」。初めにこう話した大島に対し、前田は「それは違う。私だけじゃない」と言わんばかりに首を横に振った。

 大島と前田。AKB48の社会的現象にもなった選抜総選挙で1位、2位を争った。ライバルと呼ばれることも多く、2人は切磋琢磨(せっさたくま)しながらAKB48グループを引っ張ってきた。「あっちゃんが卒業を発表した時はどうなることかと思った」と大島。今年3月25日に前田が卒業発表した後、誰よりも先に前田のもとに駆けつけたのが大島だった。

 心配する大島とは対照に、前田はこれまでよりも笑顔を多く見せるようになった。卒業を発表したことで重圧から解放されたのか、よく笑うようになった。大島も「キラキラ笑っている笑顔がかわいかった」と話し、今年6月の総選挙前夜も前田とともに過ごすほど距離は縮まっていた。

 前田は女優の夢に向かって卒業する。大島もAKB48がゴールとは思っていない。「これからも関係は変わらず、まだライバルだと思っている」。最後は強気な大島らしいエール。「AKB48はまだまだこれからだよ、とあっちゃんが言ってくれたのを覚えている。楽しかったことも、苦しかったこともたくさんあるけど、全部いい思い出です。これからもまた、新しい思い出を作っていきましょう」。AKB48を引っ張ってきた2人に涙はなかった。

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2012年8月27日のニュース