大島優子 決意の「1831!」エースの卒業後見据えた

[ 2012年8月27日 06:00 ]

日本テレビの生中継中、大島優子(左)にに抱きしめられ胸を抑える前田敦子

AKB48東京ドーム公演最終日

 AKB48の東京ドーム公演最終日。最後は大島優子(23)がセンターを務める「ヘビーローテーション」だった。歌い出しは「1、8、3、1!」。前田敦子(21)を除く246人が出演し、秋葉原の専用劇場から東京ドームまでの距離1830メートルから新たな一歩を踏み出した。

 感動的な前田の卒業セレモニーを終え、不動のエースがいなくなったダブルアンコールのステージ。3日間合計152曲を締めくくったのは大島のセンター曲「ヘビーローテーション」だ。前田を除く総勢246人が出演。その中心にいた大島が歌い出しで叫んだ。

 「1、8、3、1!」

 秋葉原の専用劇場から東京ドームまでの距離1830メートル。新生AKBとして一歩前進したことを大観衆に、そして自分たちの胸に刻むように力強く宣言した。

 卒業セレモニーがメーンだったアンコールのしんみりムードをダブルアンコール1曲目で再び最高潮にした。「新しいAKBの門出を祝うためにもう一丁いくぞ~!」と呼びかけ、センターを務める新曲「ギンガムチェック」を熱唱。「AKBを成長させていく」と公言する大島の明るさが強く出たパフォーマンスだった。

 「夢の河」で前田がステージから降りて、“新生AKB”は5曲を披露。「少女たちよ」「ファースト・ラビット」「ヘビーローテーション」では前田のポジションをそれぞれ渡辺麻友(18)、島崎遥香(18)、松井珠理奈(15)と次世代のエース候補たちが担当した。

 大島は、昨年の第3回選抜総選挙までセンター争いを続けたライバルの前田が場内を1周しながら別れを告げる姿を見て「悩んで悩み抜いて自分で決めた。しっかり歩んでいこうという顔をしていた」と感涙。今後は不器用な前田と対照的なキャラクターを生かして、国民的アイドルをもう一回り成長させていく。

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2012年8月27日のニュース