「ダークナイト ライジング」仏プレミア中止、別映画も一部宣伝自粛

[ 2012年7月21日 10:29 ]

 米西部コロラド州の映画館で発生した銃乱射事件を受け、米映画館チェーン大手AMCエンターテインメントは20日、映画館に「顔を覆うマスクや偽の武器を持ち込むことを禁じる」と発表、安全対策を強化する方針を示した。

 米メディアによると、事件発生時に上映されていたバットマン3部作の完結編「ダークナイト ライジング」を配給するワーナー・ブラザースは、20日夜に予定していたフランスでのプレミア上映を中止した。映画館での銃撃シーンがある別の映画の宣伝も一部自粛した。

 映画館チェーン最大手のリーガル・エンターテインメント・グループは「必要に応じて安全対策を取る」との声明を発表。事件現場となった映画館を運営するシネマーク・ホールディングスは「悲劇を深く悲しんでいる」として、警察や地元当局と緊密に連携していくとコメントした。(共同)

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2012年7月21日のニュース