「SP」「ライヤーゲーム」に続け…フジ土曜に新ドラマ枠

[ 2012年3月2日 12:31 ]

 フジテレビの4月期番組改編説明会が2日、東京・台場の同局で行われ、4月スタートのドラマを始め、新番組が発表された。今回の改編の目玉の1つがドラマ枠の増加。土曜日の後11・10から放送の若者をターゲットにした新ドラマ枠“土ドラ”がスタートする。

 その第一弾は岡田将生(22)主演の「未来日記―ANOTHER WORLD―」。シリーズ累計400万部を超える大ヒットコミックのドラマ化で、未来のことを書かれた携帯日記(未来日記)を手にしたことで究極のサバイバルゲームに巻き込まれる少年少女たちの姿を描くラブサスペンスだ。

 ヒロインには、同局の連続ドラマでは初のヒロインと務める剛力彩芽(19)。主演の岡田とは初共演となり、そちらも話題を呼びそうだ。

 同局の現王園佳正編成センター室長兼編成部長は「エッジの効いたチャレンジングなドラマを増やし、若者のドラマファンを増やしたい。これまでは制作費などの関係でバラエティを優先させていたが、もう一度、若者向けのドラマを始めたいという気運が高まった。新しいドラマ文化の誕生を狙っている」と企画意図を説明。

 同時間帯の番組と言えば、現在放送中で4月から水曜22時への引っ越しが決まっている人気バラエティ「ピカルの定理」をはじめとするバラエティ枠の印象が強い。しかし、かつては「SP」「ライヤーゲーム」(ともに2007年放送)といった映画化までされたヒットドラマも生まれている枠だけに、本作品への期待は高い。

 3月上旬にクランクイン予定だといい、4月の放送が待ち遠しいところだ。

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2012年3月2日のニュース