女優のメールを自分に転送 不正アクセス容疑で逮捕

[ 2011年10月14日 10:13 ]

 米連邦捜査局(FBI)とロサンゼルスの連邦大陪審は13日までに、女優や歌手が使っているインターネットのメール設定を勝手に変え、メールが自分に自動転送されるようにしたとして、不正アクセス容疑でフロリダ州に住むクリストファー・チェイニー被告(35)を逮捕、起訴した。

 FBIによると、チェイニー被告は昨年11月からことし2月にかけ芸能人ら50人以上を狙った不正アクセスを繰り返し、歌手のクリスティーナ・アギレラや女優のスカーレット・ヨハンソンらのメール設定を操作した。

 転送されてきたメールには女優らのプライベートな写真が添付されている場合もあり、被告は芸能人に関するブログに提供していたとしている。

 FBIの広報担当者は不正アクセスの手口について「家族やペットの名前、好きなスポーツチームなど、公になっている情報から長い時間をかけパスワードを推定した可能性がある」としている。(共同)

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2011年10月14日のニュース